借金整理をして、借金整理後は4年間仕事に就けないと思い込んでいる方がいるのです。「そんなことはないですよ。」と教えてあげたいです。
ネットカフェ難民 名古屋で考える 2007/05/06
名古屋で出会ったAさん(26)。路上生活4年目を迎える野宿者だ。彼はもと「ネットカフェ・ハンバーガー難民(以下・終夜営業難民)」である。
彼はパチンコ店の住み込み店員を解雇され、日払い人材派遣会社に入った。しかし、そこの給料ではとてもアパートに住めるだけの金が貯まらない。日々の暮らしで精一杯である。さらに「派遣会社の嫌がらせ」に遭い、辞めてしまった。貯金のない彼は、その日から「野宿者」になったのである。
自己破産を経験している彼は言った。「自己破産者は仕事に就けない」。彼のような終夜営業難民には、生きるための基本情報を手に入れづらい。「その気になれば、情報はいくらでも手に入れることができる」と反論する人もいるだろう。しかし、目の前にパソコンが置いてあっても仕事探し優先で、情報収集まで手が回らないのが現実である。
「終夜営業難民」にならないために
Aさんは「あと4年我慢して仕事を探す」と言っていた。すなわち就労への意欲があるのである。実際探してみたら、年齢が比較的若いので、見つかりやすいのではないか。
就労を阻害するのが「自己破産者は8年間、仕事に就けない」という間違った情報である。まずそういった悪意のある情報を規制しないといけない。派遣労働者の待遇改善も、終夜営業難民の拡大を防ぐため重要である。大手の人材派遣会社が賃上げに応じる動きもある。派遣で働く人たちが貯金をしやすくして、万が一解雇された時も、路頭に迷わないようにすることにつながる。また、住居の問題は、派遣会社が寮を用意すれば終夜営業難民は助かるのではないだろうか。
若年層の野宿者を減らすことは、国にとっても重大な問題であることを、もっと分かってほしい。
(松岡秀明)
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引用元:JanJan
http://www.janjan.jp/living/0705/0705065002/1.php
借金整理
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